アリアンツ・アレーナでバイエルン・ミュンヘンの試合を観戦するときの交通手段と気を付けること
すいません、先に謝っておきます。比較する基準はすべて阪神甲子園球場です。日本のサッカーは見に行ったことが無いので比べることができませぬ。。
◆チケット入手
たまたま試合がある1週間前にオーストリアに滞在していたので、ネットで入手方法を探しているとこちらのサイトがヒットしました→ viagogo
お得なのかそうでないのか、よくわかりません。しかし、サイトを開いた時に並んでいたチケットが、見てる間に動的に「sold out」に変わっていくので煽られるわ煽られるわ。
チケットはこちら。
PDFがメールで送られてくるので、オーストリアでたけしさんに印刷してもらいました。たけしさんありがとう。
◆交通手段
ミュンヘンの市街には「Sバーン」と「Uバーン」という2種類の地下鉄が走っています。なぜSとUなのかは知りません。まあ、都営とメトロみたいなもんじゃないでしょうか。知らんけど。
で、まずはMarienplatz駅を目指してください。
Marienplatzはミュンヘンに行ったら多分全員が行く観光スポットです。東京なら雷門、京都なら清水寺みたいなもんです。ちょっと違うかもしれませんが。知らんけど。
うつくしい。 pic.twitter.com/BSqgb9aSs4
— 田村 憲孝 (@onikohshi) 2018年11月6日
↑ここですね。
ここからUバーンに乗ります。Uバーンは路線ごとに「U1」「U2」みたいに番号が振られています。アレアンツアレーナに行くにはU6に乗ります。
ホームに降りるまでは「どっち向けに乗ったらいいんだろう??方向間違わないかな。。」と不安だったのですが、おもっきし案内板にサッカーボールのアイコンが掲示されているので、間違いようがありませんでした。
30分ほどUバーンに揺られ、降りる駅は「Fröttmaning」です。
駅を降りるとバイエルン・ミュンヘンの試合がある日はスタジアム全体が赤く光っています。駅からは徒歩15分ほどです。だらだらーっと歩くのですが、だんだん近づいてくるスタジアムを見ながらなので、結構テンションが上がってちょうどいい具合の距離感です。
◆手荷物
これ、やられました。いつも私が野球観戦するときには、リュックにカッパとメガホンと応援用パペット人形と財布とモバイルバッテリーと500mlのペットボトルを入れてスタジアムに入場します。
今回はメガホンと応援用パペット人形はありませんでしたが、その他のグッズをリュックにいれてスタジアムに向かいました。 しかし、アレアンツアレーナにはA4以上の大きさの手荷物は持ち込み禁止、でした。
もしいまあなたが現地近くでこの記事を読んでいたとしたら「まあ、なんとかいけるんじゃない?」とか甘いことを考えていてはいけません。確実に入場ゲートでひっかかります。
スタジアム手前に有料の手荷物預かり所があるので、貴重品と必要なものだけ取り出し、お腹のポケットにむりやり詰め込みました。 なのでウキウキで撮った写真もお腹が大きくなっています。太ったのではありません。
あとでよくチケットを見ると、大きな荷物は持ち込んではいけないことが記載されていました。
こんなに小さい文字でしかもドイツ語。わかるわけおへん。
◆入場
飛行機に乗るより厳重なボディチェックがあります。体中いろんなところを触られます。
このときお腹に詰め込んでいたモバイルバッテリーやらお財布やらは手に持ち替えます。 10列に1列ぐらいの割合で女性専用のゲートで女性係員がチェックをしています。過去いろいろあったんでしょうねぇ。。
◆スタジアム内のお買いもの
チケットゲートを抜けると、ところどころにフーセンを腰のあたりにくくりつけているおねえさんたちがウロウロしてます。このおねえさんたちが売ってるのがこちらAreanaCard。
スタジアム内の支払いはすべてこちらで行います。最初購入するときは5ユーロ・10ユーロ・20ユーロ・30ユーロがあらかじめチャージされているものを選びます。入場後残額が少なくなると中でチャージもできます。
スタジアム内のお店ではホットドッグとかビールとか買えます。
サッカーのシーズンは寒いのでホットコーヒーとかも売ってました。
◆スタジアム内のWi-Fi
「allianzarenaconnect」というWi-Fiが飛んでます。パスワードも不要、簡単な認証で接続できます。
こういう公共施設でのWi-Fiってロクにつながらず、つながっても通信速度が遅く使い物にならないケースが多いのですが、そういう不便さはまったく感じませんでした。サクサクです。スポンサーにTmobileがついているからでしょうか、たぶんどっかに大砲みたいなアンテナが置いてあるのでしょう。
◆帰りの混雑
試合終了後の阪神甲子園駅の混雑を前提に、甲子園より2万人多い7万人の観衆が一斉に帰宅すると考えると、帰りはどれだけ混雑するのだろうかと恐々としておりました。
しかし実際は、途中駅の入場制限で10分ほど足止めを食らったものの、意外とスムーズに帰りのUバーンに乗車することができました。
スタジアム周辺、駅からスタジアムまでの幅50mほどの誘導路の地下は3層ほどの広大な駐車場となっており、車で来られる方も多いのかもしれないですね。
このぐらいの事前知識があると、当日スタジアムで困ることは無いと思います。とにかく手荷物、気をつけてください。写真を撮ろうと張り切ってバッグに機材を詰め込んでいっても、入場前に全部カバンから出して手で持たないといけません。
それではまた、ミュンヘンでお会いしましょう。
あ、アレアンツアレーナのきれいな画像は、私のinstagramでどうぞ。