田村憲孝の日記

完全日記ブログ。

ビジネスを立ち上げる時の落とし穴

まだまだ実績の無い自分のビジネスを軌道に乗せようとがんばっているとき、先人の助言は頼りになるものです。

僕も数年前、もがき苦しんでいるとき、いろんな人に付いて回ったものです。

幸い、僕の前に現れる方は素晴らしい方ばかり。今もお世話になり続けている方も多く、いつか恩返しをしないといけないと思っています。

 

でも、やっぱり「ワラをもすがる」気分でいろいろやってると、ひどい目にあうこともあるもんです。

 

 

当時の苦い思い出は。。。

 

 

「一緒に仕事しようや」と僕に近づいてきた人間がいました。

そして、あるクライアント様のコンサル的なお仕事を共同ですることになったのです。利益は折半でいこう、と。

ひとりでもお客様を増やしたかった僕にとっては渡に船。

その人物が取ってきた仕事の実務を僕が行うという役回りとなりました。

 

で、何度かクライアント様のところへ伺い、あっという間に1度目の入金があるはずの時期がやってきました。

すると、クライアント様から突然電話。

 

クライアントさん

「◯◯(仕事を取ってきた人物)とモメたんや。田村くんはがんばってくれてたから悪いけど来月からはもうええわ、悪いなぁ。。あ、でも料金は全額払っといたから、取り分はちゃんともらってや。」と。

 

結構人間関係はできていたつもりだったので、残念だなぁ、と思っていたところ、直後に仕事を取ってきた人物から電話。

 

「あのクライアント、もう来月から来んでええって言うてるわ。で、カネももらえへんかったんや。そやからお前にも渡せへんわ。」

 

はぁぁぁあああ???お客さんは払ったとおっしゃってるんですがっ!!!

 

 

まあ、いろいろ背景はあるんですが、そのクライアントさんは払わなかったものを払ったなどとは絶対におっしゃらない方。つまり全額ピンハネされたということです。

 

ガンガンに問い詰めても良かったのですが、エネルギーと時間がもったいないと考え、それよりなにより超多大な幻滅感に襲われ、それ以上突っ込む気も無くなりました。まぁ、ええ勉強になった、と。

 

まあ、会社を飛び出してひとりでやっていく上で、僕が世間知らずの甘チャンだったということです。

 

その後もその人物からは「この仕事やってくれ」と、何度か連絡がありました。当然受けるわけもなく。

 

 

自分にこういう苦い経験があるので、今がんばっている人を見ると思うのです。

 

あなたが頼りにしている人物は本当に信頼できる人物なのか、よく見極めてほしい、と。

 

 

一概にはいえませんが、経験上。

・他人の悪口ばかり言う

・最後には自分はすごいと締める

・いつも取り巻きがいて必要以上に持ち上げる

この3つが揃えばちょっと疑ってもらってもいいと思います。こういう新興◯教的な手法で他人の上に立とうとしているような人は大体ヤバイです(苦笑)

 

ホンマもんは自分で自分をスゴイなどと言いません。だって、やってることがスゴイんだからわざわざ言葉にする必要が無いからです。

 

他人を落とさなければ自分をアピールできない、ということはどういうことか、です。 

気をつけて。

 

 

田村でした。